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<オーストラリア発>アシスタント教師プログラム  

「土日のショッピングセンターなんて大変!
買い物している時間より、"Hello!"と挨拶しているほうが長い!」

市民アンバサダーとして過ごした日々。「行ってよかったと心から思えます」

山崎美里さん:青森明の星女子短大英語科卒。青森県庁勤務を経て、ATPに参加。帰国後は「鍛えられた教える力」を活かし、外国人講師とともに楽しく英会話を教える。

大学時代にオーストラリアへ旅行。たまたま見たTV番組に驚いた。「登場人物が日本語だけで話している!」オージーの小学生向け日本語教育の番組だった。学生時代から塾講師や教育実習の経験を通して、教えることの楽しさを知っていた山崎さん。多くの子供が日本語を勉強していることに心を動かされた。「この子達の手助けができたら」そう思って、ATP参加を決定。旅行者でもなく、留学生として机に向かって英語を勉強するのでもなく、「生活する者として外国を見てみたい」と渡豪。21歳だった。

まずはメルボルンで密度の濃い準備研修に参加。現地教師から様々なノウハウを学ぶ。「すごーく、よかったです。みんなで歌ったり、踊ったり、なんか自信がつきました。がんばれそうです!」という元気なメッセージをJAPEPスタッフに残し、派遣地のNSW州シングルトンへ。シドニーから車で3時間、地方ながら商店、病院などもそろい、生活しやすい町だ。さらに、街から車で5分も走れば緑の中をカンガルーが飛び跳ねている。ホストファミリーでは、「家に帰ると牛が門で出迎えてくれたり(笑)」といったことも。

研修先の小学校は生徒数450人。全学年を担当した。「日本語を教えるというより、まずは日本に関心を持ってもらい、日本が好きになってもらおう」と、歌、踊り、身体を動かす楽しい授業を心がけた。竹とんぼ、けん玉、じゃんけん列車、折り紙などおもちゃやゲームの紹介にも力を入れた。しかし、楽しいを通り越して生徒が騒ぎ出さないようコントロールもしっかりと。そうした努力の甲斐あって、山崎さんの授業は大好評。「美里の日本語の授業大好き!」「将来は日本に留学してみたい」という子供の声を聞いた時には、「頑張ってやった甲斐があったなぁ」と感激。

先生、親、みんないい人たちばかりでなんの不満も無い生活だったが、異文化での日々。知らず知らずストレスがたまって体調を崩すということも。そんな時、大事だと思ったのは準備研修中、寝食を共にした他のJAPEP参加者の存在。「共に同じ苦労をして、日本人がいないような町で頑張っている友達との長電話や手紙は本当に自分を助けてくれたと思っています。勿論、JAPEPのスタッフの方々にも色々と気にかけて頂き、感謝しています」

学校生活最後の日には特別にアセンブリーを開いてもらった。全校生徒の前でスクールユニフォームと帽子、プレゼントをもらった。子供達からの割れるような拍手に、「泣くつもりはなかったのに思わず泣いてしまった」

「1年近くも海外で過ごせたんだから、何でもできる!」と、大きな自信と成長をもたらしてくれた経験を振り返り、山崎さんは次のようにアドバイスしてくれた。「一番大事なことは英語力ではなく、精神力では?思いやりを持って人に接することが出来るか、相手の国にどれだけ溶け込もうと努力するか、それが大事。『日本ではこうなのに…』とグチばかりの人や、他人のせいにしてばかりの人にはむきません。また、小さな町に派遣されれば自分の行動全てが『日本人の行動』として見られるということも忘れないでほしいです。『いつも明るく前向きに』というモットーを持ちつづければ、素晴らしい時間を過ごせるはず。たくさんのすてきな人と知り合って、自分を磨いて下さいね!」

アシスタント教師プログラムについてもっと知りたいかたはJAPEPまで

 

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